大腰筋という筋肉は、体の奥にあるため腹筋を鍛えるようには
いかず、普段の生活の中ではほとんど意識して動かしていません。
ですが、少しでも動かすことができればすぐに効果が出るという
筋肉でもあるのです。
そして、続けることで基礎代謝も上がってきますから、
体脂肪が減り、体重も減ってくることになります。
ポイントは、呼吸を止めないことと骨盤の動きに意識して行うことです。
○その場足ふみ
その場足ふみでは、手を大きく振って足の付け根から水平に
持ち上げるようにします。
背筋を伸ばすように行います。
大腰筋を鍛えるためには太ももを引き上げて
骨盤を正しい位置におさめ姿勢がよくなるのです。
姿勢と呼吸(止めない)が大事です。
また、手を振ることで血行が促進され代謝が上がるのです。
○お尻歩き
座った状態でお尻で前へ進むようにします。
このときタオルなどを使って行うこともできます。
タオルを握りながら足をのばして左右のお尻を
交互に出しながら前進みます。
このとき腰に力を入れて行います。
骨盤のゆがみを整えながら大腰筋に働きかけます。
○お尻支え脚引きよせ
座った状態で後ろ(お尻の)に手をついて状態は
やや後ろに倒して足を伸ばした状態で床から足を離します。
状態を起こしてひざは胸に近づけるのです。
このエクササイズでは、大腰筋と腹筋を同時に
鍛えることができるためお腹痩せに効果があるのです。
ポイントは呼吸の仕方ですが、伸ばすときに吸い、
膝を胸につける時に息を大きく吐くようにします。